テーマパーク地域学Theme Park Regionology
- 著者
- 奥野一生
- 叢書名
- 新・ソフィア叢書 No.3
- サイズ
- A5判
- 頁
- 312ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-481-1 C3325
- 発行日
- 2022/08/20
- 本体価格
- 2,800円
テーマパーク論・総論・概論テキストに!
『新・日本のテーマパーク研究』改訂版!
* * * 目 次 * * *
I.はじめに 〈文献14点〉
1.拙稿2編・拙著3冊〈文献5点〉
2.日本地理教育学会大会(於:大阪教育大学)の予稿集と学会誌「新地理」に掲載された発表要旨〈文献2点〉
3.拙著の書評〈文献7点〉
II.日本のテーマパーク文献 〈文献117点〉
1.地理学の本・地理学専門誌に登場したテーマパーク〈文献15点〉
2.テーマパーク時代の基本的文献〈文献3点〉
3.テーマパークを紹介した旅行ガイドブック〈文献11点〉
4.テーマパークを特集した旅行雑誌・MooK・建築町並み雑誌〈文献11点〉
5.テーマパーク(総論)を取り上げたレジャー産業・リゾート産業の業界誌とその記事〈文献26点〉
6.テーマパークを特集した流行情報誌〈文献9点〉
7.テーマパークを含む観光学やレジャー産業論に関する単行本〈文献13点〉
8.リゾートに関する文献〈文献29点〉
(1)1987~89年の文献〈文献11点〉/(2)1990・91年の文献〈文献7点〉/(3)1992・93年の文献〈文献9点〉/(4)1996年の文献〈文献2点〉
III.テーマパークと観光動向 〈文献61点〉
1.テーマパークと遊園地〈文献2点〉
(1)テーマパークの選定〈文献2点〉/(2)テーマパークと遊園地の比較検討
2.高級遊園地の出現〈文献19点〉
(1)高級遊園地出現の背景/(2)奈良ドリームランド〈文献12点〉/(3)横浜ドリームランド〈文献7点〉
3.国際博覧会の開催〈文献33点〉
(1)テーマパークと国際博覧会の共通点/(2)日本万国博覧会〈文献9点〉/(3)沖縄海洋博覧会〈文献11点〉/(4)国際科学技術博覧会(通称,科学万博・つくば科学博)〈文献1点〉/(5)国際花と緑の博覧会(通称,花の万博)〈文献7点〉/(6)2005年日本国際博覧会(略称,愛知万博,愛・地球博)〈文献5点〉
4.日本における人工施設観光の動向
(1)観光資源・観光施設の類型化/(2)1970~80年代の動向/(3)1990年代の動向/(4)2000年代の動向/(5)2010年代の動向/(6)2020年代の動向
5.日本における外国の町並み・景観・建物〈文献3点〉
(1)従来あった外国の町並み・景観・建物/(2)1980年代に登場した事例:1)北海道で登場した背景 2)真駒内滝野霊園 3)スウェーデンヒルズ/(3)1990年代に登場した事例/(4)ロックハート城/(5)ブリティッシュヒルズ〈文献1点〉/(6)2000年代以降に登場した事例/(7)ジョンソンタウン〈文献1点〉/(8)新たに登場した外国の町並み・景観・建物の意義と活用〈文献1点〉:1)類型化と意義 2)観光の動向と活用
IV.テーマパークの立地と展開 〈文献62点〉
1.テーマパークの分布と内容の特色
(1)テーマパークの分布/(2)テーマパークの内容
2.テーマパーク開設の影響
3.テーマパークと修学旅行動向
4.テーマパーク以外の躍進した宿泊観光地〈文献2点〉
5.テーマパークの開園時期区分と立地型〈文献10点〉
(1)テーマパークの起源 ユネスコ村〈文献10点〉/(2)テーマパークの前段階期/(3)テーマパークの第1期/(4)テーマパークの第2期/(5)テーマパークの第3期/(6)テーマパークの第4期/(7)テーマパークの第5期
6.テーマパークの立地条件と集客動向
(1)テーマパークの開設年月日と立地型・アクセス/(2)大都市内型テーマパークの立地条件/(3)大都市郊外型テーマパークの立地条件/(4)観光温泉地型・有名観光地型テーマパークの立地条件/(5)新規振興地型テーマパークの立地条件/(6)テーマパークの展開と集客動向:1)テーマパークの成立初期 2)テーマパークの経営変化 3)テーマパークの立地型と集客状況 4)テーマパークの魅力づくりと集客 5)観光地域の魅力づくりと集客 6)食による魅力づくりと集客 7)アクセスの改善と集客
7.日本のテーマパーク研究と類型化による系統的研究〈文献50点〉
(1)研究の類型化/(2)各研究の諸課題・諸問題〈文献4点〉/(3)他分野の研究の類型化〈文献46点〉:1)アニメ研究〈文献2点〉 2)離島研究〈文献14点〉 3)航空研究〈文献22点〉 4)鉱業研究〈文献8点〉
V.立地型別テーマパーク地域とその文献 〈文献468点〉
1.大都市内型テーマパーク地域とその文献〈文献164点〉
(1)世界でのディズニーランドの展開と東京ディズニーランドの開園:1)アメリカ合衆国におけるディズニーランドの開園 2)東京ディズニーランドの開園 3)ユーロディズニーランドの開園 4)中国でのディズニーランドの開園 5)アジアにおけるディズニーランド/(2)東京ディズニーランドのアクセスの改善とオフィシャルホテルの開業:1)東西線浦安駅からバス時代 2)有楽町駅~新木場駅~舞浜駅時代 3)JR京葉線東京駅~舞浜駅時代/(3)東京ディズニーランドの開園と千葉県浦安市の変化〈文献1点〉/(4)東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)に関する文献〈文献104点〉:1)1983~84年の文献〈文献4点〉 2)1986~89年の文献〈文献6点〉 3)1990~91年の文献〈文献6点〉 4)1992~93年の文献〈文献9点〉 5)1994~97年の文献〈文献13点〉 6)1998~2001年の文献〈文献9点〉 7)2002~2005年の文献〈文献22点〉 8)2006~2009年の文献〈文献8点〉 9)2010年代の文献〈文献23点〉 10)2020年代の文献〈文献4点〉/(5)アメリカ合衆国のディズニーランド・ディズニーワールドのガイドブック〈文献4点〉/(6)東京ディズニーリゾートにみる成功の要因/(7)東映太秦映画村〈文献6点〉/(8)スペースワールド〈文献24点〉/(9)ユニバーサル・スタジオ・ジャパン〈文献22点〉/(10)レゴランド・ジャパン〈文献4点〉
2.大都市郊外型テーマパーク地域とその文献〈文献73点〉
(1)博物館 明治村・野外民族博物館 リトルワールド〈文献30点〉/(2)北海道開拓の村〈文献13点〉/(3)東京セサミプレイス〈文献4点〉/(4)サンリオピューロランド〈文献17点〉/(5)ラグーナテンボス(ラグナシア)〈文献5点〉/(6)ムーミンバレーパーク〈文献4点〉
3.観光温泉地型・有名観光地型テーマパーク地域とその文献〈文献185点〉
(1)観光温泉地型テーマパーク集積地である鬼怒川温泉の立地前史と鉄道路線の発達〈文献19点〉/(2)ウェスタン村〈文献9点〉/(3)日光江戸村・登別伊達時代村・伊勢戦国時代村(伊勢・安土桃山文化村)・ 加賀百万石時代村〈文献21点〉/(4)東武ワールドスクウェア〈文献9点〉/(5)修善寺虹の郷〈文献9点〉/(6)登別マリンパークニクス・登別中国庭園 天華園〈文献4点〉/(7)元祖忍者村嬉野温泉肥前夢街道〈文献7点〉/(8)サンリオ・ハーモニーランド〈文献9点〉/(9)長崎オランダ村・ハウステンボス〈文献82点〉:1)長崎オランダ村の開園 2)ハウステンボスの開園 3)ハウステンボスの模索 4)ハウステンボスの再建 5)長崎オランダ村・ハウステンボスの文献 〈文献82点〉/(10)えさし藤原の郷/(11)志摩スペイン村パルケエスパーニャ〈文献7点〉/(12)倉敷チボリ公園〈文献9点〉
4.新規振興地型テーマパーク地域とその文献〈文献46点〉
(1)グリュック王国〈文献9点〉/(2)カナディアンワールド〈文献11点〉/(3)レオマワールド・ニューレオマワールド〈文献13点〉/(4)新潟ロシア村(ロシアンビレッジ)〈文献9点〉/(5)柏崎トルコ文化村〈文献4点〉
VI.おわりに
あとがき/国土地理院発行 掲載地形図索引 〈117点〉
● 著者について ●
奥野 一生(おくの かずお)
大阪府立 千里 高等学校 卒業
関西学院大学 法学部 政治学科 卒業 法学士
大阪教育大学 大学院 教育学研究科 社会科教育専攻 地理学講座 修士課程 修了 教育学修士
関西大学 大学院 文学研究科 地理学専攻 博士課程 後期課程 修了
博士(文学)学位取得(関西大学 文博第五十三号)
現在,大学教員
主著:
『日本のテーマパーク研究』竹林館,2003年発行
『日本の離島と高速船交通』竹林館,2003年発行
『新・日本のテーマパーク研究』竹林館,2008年発行
『レジャーの空間』ナカニシヤ出版,2009年発行(分担執筆)
『観光地域学』竹林館,2018年発行
『日本ネシア論』藤原書店,2019年発行(分担執筆)
『自然地域学』竹林館,2021年発行
所属:
日本地理学会会員(1998~2001年度役員<地理教育専門委員会専門委員>)
人文地理学会会員
日本地理教育学会会員
日本クルーズ&フェリー学会会員(役員〈理事〉)
日本島嶼学会会員(設立発起人・2005~2021年役員〈理事〉)