Cathédrale
大澤弘之(作曲), 左子真由美(詩), 田邉織恵(歌), 小笠原真也(ピアノ)
この本では、詩(ことば)・曲(しらべ)・歌声・ピアノの音色が一体となって
一つの宇宙を形づくろうとしています。
天窓から差し込む光、ステンドグラスの輝き、懐かしい潮騒のように彼方から流れてくる音楽・・・。
この小さなカテドラルにようこそ。あなたの心に歌声が届きますように。
歌曲集「カテドラル」
◆3つのシャンソン
1.恋
2.事件
3.カフェ・プーシキン
◆歌曲選集
4.祭りの夜に
5.面影
6.海沿いの町
7.吾亦紅
8.記憶
◆組曲「カテドラル」
9.カテドラル
10.窓
11.伝言
12.冬は
13.風よ 静かに
14.ソリチュード~カテドラル
★ユーチューブで試聴もできます♪
左子真由美の詩による歌曲集「カテドラル」で検索!
または、こちらからどうぞ!
「恋」
https://www.youtube.com/watch?v=N0Gm4g9OmSI
「海沿いの町」
https://www.youtube.com/watch?v=nMB5BJJaIwU
「面影」
https://www.youtube.com/watch?v=xkbWjI1v85Q
♪♪♪ 4曲追加しました ♪♪♪
「記憶」
https://www.youtube.com/watch?v=iHeBXXvq9B4
「窓」
https://www.youtube.com/watch?v=lLSG3oSc61U
「冬は」
https://www.youtube.com/watch?v=4Ir03e1TYwI
「ソリチュード~カテドラル」
https://www.youtube.com/watch?v=XsVAz6SxD-0
● 著者について ●
大澤 弘之(おおさわ ひろゆき)
大阪音楽大学大学院作曲専攻修了。1989年~90年国際交流基金によりフライブルク、2002年~03年文部科学省在外研修員としてベルリン、ローマにて研修。
ナショナル電子オルガン本部講師、華頂女子高等学校音楽科、大阪音楽大学附属音楽学園、立命館大学非常勤講師、および京都教育大学教授などを経て、現在「まほろば」21世紀創作歌曲の会、関西現代音楽交流協会会員、大阪成蹊大学教授、大阪音楽大学非常勤講師、京都教育大学名誉教授、茨木市文化振興財団理事。茨木市在住。
左子 真由美(さこ まゆみ)
岡山県生まれ。京都府長岡京市在住。大阪市立大学文学部国語国文学科卒業。
総合詩誌「PO」発行人、詩誌「イリヤ」所属。日本現代詩人会、日本詩人クラブ会員。
21世紀創作歌曲の会「まほろば」会員。関西詩人協会代表(本書発行時)。出版社竹林館代表。
詩集『愛の手帖』『あんびじぶる』『Mon Dico *愛の動詞』『omokage』『RINKAKU(輪郭)』ほか。
学生時代からジャック・プレヴェールに傾倒し、翻訳を試みる。写真集『パリ,あの夏』。
第11回「新・波の会」(社団法人日本歌曲振興会主催・1996年)において優秀賞、同12回、最優秀賞受賞(1998年)。
田邉 織恵(たなべ おりえ)〈ソプラノ〉
大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学院オペラ研究室修了。
パルマ・A.ボーイト国立音楽院ディプロマ取得、トスカニーニ財団オペラアカデミー修了。安田生命(現:明治安田生命)クオリティオブライフ文化財団、ロームミュージックファンデーション奨学生。福島慶子、天野春美、浜田理恵、Giovanna Vighi、Laura Groppi、Sara Cortiの各女史に師事。
第3回高槻音楽コンクール第1位及び市長賞、第30回イタリア声楽コンコルソ イタリア大使杯、第1回ベヴァーニャ国際声楽コンクール第2位、ジャンニ・ポッジ奨学金コンクール第1位等を受賞。
イタリアではモーツァルト作曲「フィガロの結婚」バルバリーナ役でデビュー後、ヴェルディ作曲「仮面舞踏会」オスカル、ニコリーニ作曲「確かめられた嫉妬」ベレニーチェ役(Enzo Dara演出、ボンジョヴァンニ社よりCD発売)等で各地の歌劇場に出演。
帰国後はモーツァルト作曲「フィガロの結婚」スザンナ、伯爵夫人、「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、「魔笛」パパゲーナ、20世紀オペラシリーズでは、鈴木英明作曲「鬼娘恋首引」番茶姫、オルフ作曲「賢い女」賢い女、オネゲル作曲「火刑台上のジャンヌ・ダルク」マルグリート、ヴォルフ=フェラーリ作曲「イル・カンピエッロ」ガスパリーナ、その他、プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「妖精ヴィッリ」アンナ、青島広志作曲「黄金の国」雪、ロッシーニ作曲「ランスへの旅」モデスティーナ、メノッティ作曲「泥棒とオールドミス」ミス・ピンカートン役などを演じる。
宗教曲のソリストとしては、フォーレ「レクイエム」、モーツァルト「戴冠式ミサ」、「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、ベートーヴェン「第九」等で出演。
また、NHK-FM「名曲リサイタル」、「リサイタル・ノヴァ」、「兵庫県立芸術文化センターワンコインコンサート」等を始めとするリサイタルシリーズや、各種コンサートに多数出演。また、日本の歌にも力を入れており、「まほろば」21世紀創作歌曲の会、親子で歌い継ぐ「日本の歌百選」(吹田メイシアター)のコンサートへは、10年以上毎年出演を続けている。
京都教育大学音楽科准教授、大阪音楽大学非常勤講師。絵本オペラカンパニー“おぺろん"メンバー。
小笠原 真也(おがさわら しんや)
武蔵野音楽大学を首席で卒業。在学中、同大学管弦楽団定期演奏会で「リスト:ピアノ協奏曲第1番」を協演。第56回読売新人演奏会出演。さらに同大学院を経て、ドイツ国立・デトモルト北西ドイツ音楽大学に留学。その間、ソロ及び室内楽で数々の演奏会に出演。
ピアノを岡野哲也、平野邦夫、ヤン・ホラーク、F.W.シュヌアー、室内楽をアンリエット・ピュイグ=ロジェの各氏に師事。また日本歌曲伴奏法について、塚田佳男氏の薫陶を受ける。1992年第6回シューマン・ヤン・チャン国際ピアノコンクール、第19回フィナーレ・リグレ国際コンクールピアノ部門にてディプロマを取得。第8回ヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクールピアノ部門及びロマン派作品部門双方において第4位受賞(1位なし)。
2007年、第18回奏楽堂日本歌曲コンクールにおいて、優秀共演者賞受賞。
広島文化短期大学(現・広島文化学園大学学芸学部)音楽学科教授を経て現在、京都教育大学音楽科教授。奈良教育大学非常勤講師。