絵童話 ショウとリョウふたりはふたご
- 著者
- ぶん・山本なおこ/え・三輪さゆり
- サイズ
- 180×190
- 頁
- 94ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-394-4 C8093
- 発行日
- 2018/11/20
- 本体価格
- 1,200円
この物語の主人公たちは、寂しさや多少の短所を有しながらも、
引っ込みじあんにならず、天性の明るさをもってしなやかにけな気に、
思いやりいたわりあって生きている。
人間性豊かなおおらかな歌が、
子どもたちや教師の理想像というべき真実(リアル)な姿が、
物語に浮かび上がらせて余りある。
(「解説」より 吉田定一)
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も く じ
ショウとリョウふたりはふたご
前田のぼこ
いたちのへいちゃん
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ぶん・山本 なおこ(やまもと・なおこ)
諸作品の背景にあるように、少女時代を雪深い立山連峰を迎ぎみる富山平野の地で過ごす。そこは産土の地であり、まぎれもなく詩と童話の故郷でもある。詩集に『真夜中の一両電車』『さりさりと雪の降る日』『ねーからはーからごんぼのさきまで』『おばあちゃんの柱時計』『軋みをたてる時間』『生きる アンダンテ カンタービレ』他。また童話に、半自伝的物語『あざみの歌』、『真夜中のビーだま』(絵・三輪さゆり)。絵本に『森のハーモニカおばさん』『先生はまじょ』『ぷうぷうのプレゼント』『ウララちゃんのたんじょうび』『先生のおしりがやぶけた』他。エッセイ集に『虹のしっぽと石榴の実』がある。詩「さりさりと雪の降る日」は、教科書に掲載されている。日本児童文学者協会、関西詩人協会、各会員。文藝誌[伽羅]同人。元教員。大阪府高石市在住。
え・三輪 さゆり(みわ・さゆり)
東京都杉並区阿佐ヶ谷に生まれる。幼い頃から、阿佐ヶ谷洋画研究所(現在の阿佐ヶ谷美術専門学校)で絵を学ぶ。女子美術大学日本画科を卒業後、院展・春の院展に出品。フランスに渡り、レンヌ市エコール・デ・ボザールに学ぶ。帰国後、阿佐ヶ谷美術研究所を引き継ぐ。二〇〇一年よりアートマスターズスクール、日本画科主任となる。院展においては、中国・中近東・アジアの人物、風景、遺跡を取材し、それ等をテーマにしている。
新宿京王プラザホテルにて個展四回、グループ展多数出品。現在、日本美術院・院友。山本との共著は四作目である。東京都三鷹市在住。
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山本なおこの絵本
好評既刊
『キリンにのって』
『学校ドロをつかまえろ』
『雪の日の五円だま』