美しい本作りならおまかせ下さい。自費出版なら「竹林館」にご相談下さい。

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ようこそ、この小さな部屋へ。

あなたのために、いつも扉を開けてあります。

ここで少し休んでいってね！

あなたはあなたのままで素敵！

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タイトルの「エール」。シンプルだけれど、とても大切にしている日常の習慣かもしれない。

誰かの心の中に、そっとエールを置いていきたい。気づかれないように、空気のように、さりげなく。

きっとエールは加速させる。誰かの願いに乗っかって、流れるようにプラスのスピードを加速させていく。

誰かを想って贈るエール。誰かに贈られるエール。そして、自分に贈るエール。

この小さな本の扉を開けて、ささやかなエールを感じてもらえたなら、こんなに嬉しいことはない。

（「あとがき」より）

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　疲れて頭を垂れ

　痛みを心に秘めた君

　でもね

　太陽の光にあやされて

　西風にジョークを飛ばし

　月とワルツを踊り

　川と口論している

　やっぱり

　人の世に根付いている

　人の世を謳歌している

　人の世に溶けこんでいる

　君が消えちゃうと

　この景色はとたんに色褪せて侘しくなる

　名脇役の君に

　道行く者がエールを送った

　　　　　　（「エール」）　

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