ここにいるよ詩と絵と写真
- 著者
- 河合真規子
- サイズ
- A5判
- 頁
- 192ページ
- 製本
- ハードカバー
- ISBN
- 978-4-86000-507-8 C0092
- 発行日
- 2023/12/10
- 本体価格
- 1,800円
読み終えた時、静かな音楽が流れ、一幕劇が終わっていくような
満たされた気持ちになっていた。例えば忘れていたものを思い起こ
させてくれるような落ち着いた感慨といえばいいのだろうか。無心
に真摯に生きる姿には感動というものが用意されている。偶然を必
然にしてしまう感動の襞が作者にはある。
私は勝手に縁を結び/彼らを育てる (オーレリアンの恋)
育てると同時に作者も育てられているのだ。
―――――――――― 高丸もと子
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この世界にある全てのものが 語りかけてくる。
「ここにいるよ」「ココニイルヨ」と…目に見えるものも、目に見えないものも…
その愛しきものたちを集めて詩集にした。それは私が出会ったもの…見たもの、
感じたものであり、私もまた その詩を書くことで「ここにいるよ」と存在して
いる。
第一章「春夏秋冬」…感動はまず日々の暮らし 日常の中から
第二章「ときめき」…一途ないのちへの讃歌
第三章「みつめる」…自分と向き合い、自分を解放する…旅と私の付き合い方
第四章「まなざし」…私を育んでくれたものは何だったのだろう
第五章「つつまれて」…私を癒し元気にしてくれる存在のありがたさ
(あとがき「ことばの風に導かれて」より)
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見知らぬ道は
自身へとつながる道
迷子になって
解き放たれる魂よ
…そうして また
懐かしいふるさとへ
新たな夢を持ち帰る
(旅のカタチ)