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野の花のしずく高橋暁子詩集

著者
高橋暁子
サイズ
148ミリ×197ミリ
112ページ
製本
ハードカバー
ISBN
978-4-86000-494-1 C0092
発行日
2023/06/15
本体価格
1,800円

個数  

 

 

 

 

野の花は、厳しい自然の風雪の中でしっかりと大地に根をはり、

自身のみの力で生き、美しい花を咲かせています。

このたびの詩集『野の花のしずく』の〝しずく〟とは、

詩人が野辺で出会った草花からの感動そのものでしょう。

詩人の感動のしずくのひとつぶ・ひとつぶが

詩となって結実した詩集といっていいかと思います。

 

また、詩人にとって、野の花とは日々の生活の中で、

美と真実を求めて生きる求道の象徴でもあるでしょう。

どの作品にも自然の中でたくましく真摯に生きる求道の精神が

薫っています。

 

 

詩人・野呂 昶(のろ さかん)

 

 

 

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    すみれ色の空

 

 

   夕やけ空のなかに

   オレンジとみず色の

   あいだにみつけた

   すみれ色

 

   そこは

   清らかなこころが

   住む場所

 

   こころのすみれが

   咲いている場所


 

 

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著者について
 
高橋 暁子 (たかはし あきこ)
 
兵庫県赤穂市生まれ。国立音楽大学幼児教育専攻卒業。岡本賞受賞。
公立幼稚園教諭を経て、大阪府在住。
大阪音楽大学大学院音楽学研究室修了。
 
所 属 「まほろば―21世紀創作歌曲の会―」会員
   「ポエムの森」同人
著 書 詩集『ことばのそよ風』(2019)