ひろがる ひろがる梅澤智恵子詩集
- 著者
- 梅澤智恵子(著)/さくらい けいこ(イラスト)
- サイズ
- 180ミリ×150ミリ
- 頁
- 112ページ
- 製本
- ハードカバー
- ISBN
- 978-4-86000-438-5 C0092
- 発行日
- 2020/10/10
- 本体価格
- 1,400円
やさしく、あたたかい、自然や日常生活への目
詩人梅澤智恵子さんは、やさしく、あたたかい、おかあさんと先生の目を
持った詩人であると書きましたが、それは1章の子どもを素材の作品にか
ぎらず、作品全体に言えるように思います。2章、3章では「やさしく、
あたたかい、自然や日常生活への目」と言いかえてもいいでしょう。その
根底にあるのは、美と真実を求める真摯な求道精神です。
野呂 昶(のろ さかん)
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いのち
つちのなかにも
かわのなかにも
うみのなかにも
もりのなかにも
あらゆるところに
あらゆるいのちが
みえているところで
みえてないところで
つながりあって
きらめきあって
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● 著者について ●
梅澤 智恵子(うめざわ ちえこ)
吹田市出身 茨木市在住
茨木市立南中学校・葦原小・玉櫛小・天王小で教職勤務
校務分掌で図書業務を担当
父(井上玉光)の句集『大焚火』を編集・発行
「ポエムの森」同人
大阪自然環境保全協会会員 茨木シニアカレッジ会員