PO173号特集 モダニズム
- 著者
- POの会/編
- サイズ
- A5判
- 頁
- 230ページ
- ISBN
- 978-4-86000-412-5 C0495
- 発行日
- 2019/05/20
- 本体価格
- 800円
特集 モダニズム
村田辰夫 「モダニズム」を俯瞰す
河内厚郎 もうひとつの「モダニズム」
新屋 進 芦屋写真モダニズム ―新屋 進の新・写真論
中村不二夫 生活詩派の言語モダニズム体験 ―高田敏子・近藤 東のモダニズム離脱―
山田兼士 ボードレールとフランス・モダニズム芸術 ―マネ/ドビュッシー/コクトー
太田充広 『モダニズムとは何か』の一考察
たかとう匡子 関西女性モダニストの悲しき内面 ―日高てるの孤軍奮闘
榎 千恵 珠玉のモダニズム文学 ―ヴァージニア・ウルフ「キュー植物園」
西田 純 マーラーの詩と音楽「少年の魔法の角笛」「大地の歌」
深尾幸市 横光利一 モダニズム幻想集『セレナード』
寺沢京子 オーウェルのメッセージ
中西 衛 停滞と混沌の中で ―モダニズム
中島省吾 長谷川テル
梶谷忠大 試論 モダニズムの視点から見る新興俳句(上)
尾崎まこと 近・現代の超克としての詩のモダニズム ―人間の変容
美濃吉昭 建築の造形理念であったモダニズムについて
中田豊一 国際協力の現場に見出した現代の正体 ―化石燃料文明論という仮説に挑む
*詩作品* <詩作品のみHP上で公開しています。こちらからどうぞ!>
北川朱実 空をひろげて
増田耕三 日陰鬱の日々に
豊川義明 時/ある夏の日
にしもとめぐみ 朝焼けの遠くに
山本なおこ オオカミになる日
神田好能 今だからこそ
左子真由美 野咲(ノエミ) ―四歳の孫娘に
水崎野里子 雨の夜にあなたは帰る
梶谷忠大 小詩篇「花屑」その14 なごり梅/萌し
もりたひらく どうしてなんて 訊かないで
関 中子 手を借ります
根本昌幸 フランス人形みたい ―Y・Eに
ハラキン 或る初老の男/右腕を/俺という意識が/民俗が民俗する
加納由将 日々の変化
今井 豊 幸せな時間
高丸もと子 初夏
丸山 榮 賢治さん 教えてください
斗沢テルオ 蜘蛛の生き方
中島省吾 白くまさんとあずちゃんの恋/あたしの革命/早く輪廻へ引っ込みたい
牛島富美二 引力切れ
平野鈴子 涙は泉のごとく/風花のお膳立て
木村孝夫 問いかける
葉陶紅子 阿修羅/花の夜
下前幸一 こんな空虚な国に
藤谷恵一郎 入れてね ――故 藤井恭一氏にささげる/タンポポ
吉田定一 やさいのうた 三篇
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扉詩 青島江里・・・風のゆび
ピロティ 梅澤昌子・・・世界の難題を伝えるウェブ図書館
舞台・演劇・シアター 河内厚郎・・・日本演劇史に残る「動く錦絵」
エンジョイ! シネマ 藤谷恵一郎・・・『パッセンジャー』―悲しみのモチーフと感動のテーマ
ギャラリー探訪 尾崎まこと・・・Club SEI-G 写真展
一編の小説 門脇吉隆・・・アーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』
一冊の詩集 加納由将・・・浅井美代子詩集『旅の賦』~リュウマチと共に~
エッセイ 原 詩夏至・・・次世代に伝えたい詩 この横転する世界の海底で
翻訳 サリー・サチコ・イトウ/水崎野里子 訳
・・・カナダに生まれて ―ある日系ライターのものがたり(その1)
エッセイ 深尾幸市・・・『遅咲き(ブリギッタ)』シュティフテル 再読
この詩大好き 下前幸一・・・北代 色「字をおぼえてから夕やけがうつくしい」
この詩大好き 司 由衣・・・山村暮鳥「自分はいまこそ言はう」―静かな夕暮れの空に飛んでいく鳥
エッセイ 水崎野里子・・・吉祥寺物語(6)
マイ・フェイバリット・ミュージック 髙野信也・・・音楽と散歩と勘違い
PHOTO POEM 長谷部圭子・・・競演/尾崎まこと・・・MONEY
韓国現代詩の今 韓成禮 監修・訳・・・孫海鎰/朴城佑/辛承俊
金鍾泰日本語詩集『腹話術師』より
竹林館ブックス 三浦千賀子詩集『友よ、明日のために』
詩誌寸感 高丸もと子・・・受領誌から学ぶ 詩ってなんだろう