地球を救う棲み分け的弁証法― 葛藤乗り越え甦る今西理論とヘーゲル哲学のコラボ ―
- 著者
- 池永 孝
- 叢書名
- 竹林館新書
- サイズ
- 新書
- 頁
- 152ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-395-1 C0236
- 発行日
- 2018/12/01
- 本体価格
- 1,000円
竹林館新書 002
知は力
明日があるための基本的な考え方をあなたに。
現代の危機・我々に明日はあるだろうか。
地球生命・人類が生き延びるための世界観の更新。
東洋思想と西洋思想、今西進化論と弁証法の婚姻による近代思想の更新。
本書は、明日を考えるためのスタンダードである。
*目次より*
第一章 弁証法とは何か
第二章 地球・生物の包括と分割の揺籃と進化論
Ⅰ 地球・生命の誕生、人類の歴史
Ⅱ 進化論の歩み
第三章 凄まじいグローバル化現象とアンチテーゼとしての地域主義擡頭
~両者による葛藤と棲み分け的弁証法
Ⅰ 凄まじい勢いのグローバル化現象
Ⅱ 地域主義の擡頭
Ⅲ グローバル化と地域主義の葛藤を解決する棲み分け的弁証法
第四章 具体的事例にみる棲み分け的弁証法
①一神教の世界・・・二元論を乗り越え精神統一で悟りの世界へ
②実存と空・無・・・虚・後者群で前者が生じ宗教、哲学、数学発展
③男女の仲・・・生命を産み出す根源で神秘化
④中央政府と地方自治体・・・葛藤からバランス化へ
⑤人類食用植物と雑草・・・全生物生存の基礎植物
⑥不易と流行・・・如何にバランスを取るか
⑦文字表記・・・表意(象形)・表音文字の葛藤と記号化
⑧生物の水から陸・・・空への進出・陸→海へ逆流も
⑨多神教と一神教・・・「万教帰一」傾向もそれぞれ宗派アイデンティティを尊重
⑩東西思想の誕生と交流・弁証法の結論
第五章 弁証法を包み込む棲み分け論
~弁証法を基盤に世界恒久平和のため棲み分け論展開
Ⅰ 弁証法を包み込む棲み分け論
Ⅱ 棲み分け的弁証法による平和への道
第六章 「みんなちがって、みんないい」~あとがきに代えて
〈追録〉岡本太郎の縄文文明に対するこだわり・・・「太陽の塔」再開を祝す
池永 孝*主要著書
『ロシア連邦の迷走』 (2001年 竹林館)
~最も近い国の民族と最新の動向を知る
『中国思想と日本の宗教』 ( 同 上 )
~神道、仏・基督教を通した生活文化への浸透
『人権が地球環境を救う』 (2002年 竹林館)
~人権問題主要ルーツ、縄文人末裔説の展望
『太平洋戦争開戦の謎を解明』 (2005年 竹林館)
~終戦60年タブー尾崎・ゾルゲ事件に挑み世界光明へ昇華
『日本的基督教の探究』 (2008年 竹林館)
~新島襄・内村鑑三・手島郁郎らの軌跡
『日本のアイデンティティ』 (2014年 竹林館)
~「七代文明」の一つを昇華し東西の架け橋に