脚本 鎮魂と復興のうた詩劇「鎮魂と復興のうた」/放送劇「いのちを削る」
- 著者
- 田村照視
- サイズ
- B5判
- 頁
- 60ページ/22ページ
- ISBN
- 978-4-86000-393-7 C0093
- 発行日
- 2018/11/01
- 本体価格
- 1,000円
詩 劇「鎮魂と復興のうた」
放送劇「いのちを削る」
2冊組・公演時のDVD2枚付
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二〇一一年三月一一日、わたしは毎月検診に通っているクリニックにいた。
テレビ画面に目をやると、その光景は異次元の世界が映っており、およそ
の事態を理解するには時間を要した。
二ヵ月後から三回にわたって、避難所と被災地を慰問に訪れたが、老齢の
わたしにはボランティア活動は出来なかった。
六月に入って詩劇『鎮魂と復興のうた』の創作、脚本にとりかかった。
当時わたしが代表をしていた「現代京都詩話会」を中心に多くの詩人たち
に呼びかけ詩劇は完成した。
脚本 田村照視
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東日本大震災の犠牲者を悼み、被災地の復興を願って、
京都の詩人や愛好家らでつくる「現代京都詩話会」が、
詩劇「鎮魂と復興のうた」を作った。自然の厳しさ、
被災者の悲しみや葛藤、立ち直ろうとする人々の力強さなどを
詩と演劇で表現する。
(「京都新聞」紹介記事より)