たとえば一人のランナーが半田信和詩集
- 著者
- 半田信和
- サイズ
- 182×182
- 頁
- 104ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-374-6 C0092
- 発行日
- 2018/02/01
- 本体価格
- 1,000円
日本児童文学者協会主催
第23回三越左千夫少年詩賞受賞
大好評! 2刷出来!!
つばさをもったいきものが
かるがるとのこしていった
あしあとのようなことばを
ぼくはさがしている
「あしあと」
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いきものたちが呼び起こすポエジー、楽しんでいただけましたか。
実はいきものだけじゃなく、水や月や石ころなんかからも、
僕は「詩のことば」をもらっているのです。
「詩のことば」といっても、ことば自体は僕らがふだんつかっているそれと
違いがあるわけではありません。
違うのはことばとことばの組み合わせ方。
ことばで虹をつくれたらなと思います。
ほんのわずかな時間でも、世界が少しやわらかくなるような。
「あとがき」より
この詩集に登場するいきものたちです。
さて、あなたはいくつ見つけられるかな?
□青虫 □アメフラシ □ウサギ □ウミサソリ □オニヤンマ □カピバラ
□クロズマメゲンゴロウ □コスモス □柴犬 □白猫 □すみれ □狸
□ダンゴムシ □チンパンジー □ネギ □ねじ花 □ハト □ヒト
□マンサク □メダカ □やまぼうし □ヤモリ □ワカメ
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● 著者について ●
半田 信和(はんだ しんかず)
1958年、福井県生まれ。県内の小中学校に勤務しながら、詩や俳句、写真で、やわらかな世界をつくりつづけている。
1986年、「詩とメルヘン」に掲載された作品等を収録した第1詩集『プールサイドの天使』を発刊(近代文藝社)。
2014年、太田玉茗賞を受賞した詩「ひかりのうつわ」をそのままタイトルにした第4詩集を発刊(土曜美術社出版販売)、
第18回日本自費出版文化賞特別賞を受賞。
2017年、写真と俳句を組み合わせた作品が、第5回小松ビジュアル俳句コンテストで芭蕉賞を受賞。
2018年、童謡詩「ギンモクセイの枝先に」が第19回柳波賞を受賞。大人も子どもも楽しめる作品づくりを心がけている。