PO160号 特集:記憶に残る短詩
- 著者
- POの会/編
- サイズ
- A5判
- 頁
- 224ページ
- ISBN
- 978-4-86000-330-2 C0495
- 発行日
- 2016/02/20
- 本体価格
- 800円
特集 記憶に残る短詩
安水稔和 短ければ短いほど言葉は鮮やかに美しく燃える
以倉紘平 心に残る短詩 ――嵯峨信之の作品から
門林岩雄 わたしの好きな短詩
菊田 守 記憶に残る短詩
八木幹夫 詩情に満ちた壮大な叙事詩 ――井上輝夫の『青い水の哀歌』より
吉田定一 短詩十篇
今井 豊 短詩文芸の魅力
清沢桂太郎 記憶に残る短詩 ――安西冬衛、北川冬彦、そして草野天平
牛島富美二 正岡子規詩 ―三陸大津波に寄せて―
田村照視 短詩二篇
葉陶紅子 生涯一首‐高群逸枝
水崎野里子 ジャン・コクトー「耳」 ――堀口大學訳
創作短詩二篇
小倉百人一首との出会い ―藤原定家・日本の古典和歌の翻訳
尾崎まこと 言葉の果つるところに詩ありき ―― 一行詩として読む尾崎放哉
1ページで語る短詩
葵生川 玲/飽浦 敏/朝倉宏哉/新井啓子/石川逸子/一色真理/
稲垣和秋/稲木信夫/江口 節/大瀧 満/梶谷忠大/加藤廣行/
加納由将/上手 宰/川中子義勝/北村 真/きだりえこ/黒羽英二/
小池昌代/崔龍源/斉藤明典/佐古祐二/佐々木洋一/佐藤勝太/
嶋岡 晨/下前幸一/鈴木 漠/鈴木ユリイカ/関 中子/
たかとう匡子/高橋英司/高橋玖未子/谷口ちかえ/司 由衣/
寺沢京子/冨上芳秀/斗沢テルオ/中塚鞠子/中西 衛/中原道夫/
根本昌幸/野呂 昶/橋爪さち子/橋本和彦/原 和子/星 善博/
細見和之/堀内統義/増田耕三/松尾真由美/水野るり子/三田 洋/
南浜伊作/宮本勝夫/森田 進/八木忠栄/山口賀代子/山田兼士/
山本なおこ/吉田定一/渡辺陽子
*詩作品* <詩作品のみHP上で公開しています。こちらからどうぞ!>
武鹿悦子 夜の魔法
北岡善寿 驚いたこと
おしだとしこ 時代おくれの女
青山 麗 甍の影
藤谷恵一郎 生のとなり 死のとなり
牛島富美二 願望
下前幸一 報道は雨に濡れ
田島廣子 洗濯をする/ゆず風呂
加納由将 蚊に
斗沢テルオ 逃げる妹
吉田定一 シシトウ(獅子唐)のうた
佐古祐二 それは
斉藤明典 「私は死にそうだ!」――文系学部の叫びに
山本なおこ 記憶の中の伝言板
蔭山辰子 ポストまでの近道
中島省吾 君が泣いている
水崎野里子 あら大変 ボクちゃんが/コロンビーヌ
葉陶紅子 神々の意匠/女神のモード/身体としての風景
関 中子 泣くということ
晴 静 裏 表
ハラキン 日記/母なるもの/蟬か人か
神田好能 自分
本多清子 夕影草
根本昌幸 なまけもの
原 和子 〈シリーズ・手〉伝言/深夜
梶谷忠大 小詩篇「花屑」その8
日野友子 生き物
左子真由美 霙降る日の
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扉詩 山本なおこ・・・生きる
ピロティ 矢崎節夫・・・とっても恥ずかしい
舞台・演劇・シアター 河内厚郎・・・演劇より演劇的…〈具体〉の軌跡
ギャラリー探訪 水田 雪・・・境界に生きたパウル・クレー ~見えないものを見ている~
エンジョイ! シネマ 森 修・・・映画との思い出
一冊の詩集 ハラキン・・・吉岡実『夏の宴』引用とのスーパーセッション
一編の小説 きだりえこ・・・歌人の心を探る『西行花伝』(辻 邦生 著)
韓国現代詩の今 崔文子/徐安那/李秉律/郭孝桓 韓成禮 訳
マイ・フェイバリット・ミュージック 田島廣子・・・石垣りんさんの詩「空をかついで」を歌う
PHOTO POEM 左子真由美・・・蔦/初めの一行
みちる・・・10秒の詩
尾崎まこと・・・high noon/nostalgia
この詩大好き 寺沢京子・・・「生き始める」言葉
世界の詩人たち(4) 水崎野里子・・・堀内利美の短詩
会員ブックス 葛原りょう・・・みちる『10秒の詩―心の傷を治す本―』を読んで
詩人であること、名医であること
竹林館ブックス 外村文象・・・エッセイ集『ゆかりの文学者との別れ ―八十歳の日記』に賜わった言葉
竹林館ブックス 吉田定一・・・有馬 敲詩集『寿命』を読む
詩誌寸感 尾崎まこと・・・詩があるという喜び